ダビドフ アート・イニシアティブは主に４つのプログラム、「ダビドフ アート・レジデンシー」、「ダビドフ アート・ダイアログ」、「ダビドフ アート・グラント（奨学金）」、「ダビドフ アート・エディション」から構成されており、カリブ海諸国、特にドミニカ共和国のコンテンポラリー・アートとアーティストをサポートしています。これは、ダビドフシガーの主な生産地であるドミニカ共和国を中心としたカリブ海諸国への還元と地域コミュニティへの参画を目的としており、一連のプログラムを経て同地域から輩出したアートへの関心を高めるためのプロジェクトです。

 

アート・レジデンシー

若手アーティストに対して、テクニックやグローバル・ネットワークの構築を手助けし、アーティストの　　育成をサポートするプログラムです。毎年約5名がカリブ海諸国より世界へ、逆にカリブ海諸国外から　の候補者5名をドミニカ共和国に招　　待し、アート機関で10週間創作活動を行います。

 

 

 

アート・ダイアログ

カリビアン及びラテンアートの近年の動向について、また世　界のコレクターズ市場についてアート業　界やコレクター、またアートラバーを巻き込んでオープンな対談を行います。「中国市場でのアート・　　コレクティングについて」と題した回は2部制となっており2013年に香港で、2014年春に北京にて　開催されます。

 

 

アート・グラント

これから成長が期待されながら、その認知度や露出が充分ではないドミニカ共和国およびカリブ海諸　国のアーティストおよび、アート機関、美術館、アート関連団体やNPOに対して助成金を給付するプ　ログラムです。2013年にはドミニカ共和国のアルトス・デ・シャボン アート・スクールに給付され、彫　　刻スタジオの改修に役立てられました。

 

 

アート・エディション

アート・イニシアティブの取組みに即した2014年のリミテッド・エディションのボックスは、カリブ海諸国出身の新進気鋭のアーティスト、”キスケヤ・エンリケ”の手により、ダビドフのシガーとシガーの製造工程にインスパイアされ、デザインされました。2014年5月14日～18日に開催されたアート・バーゼル香港の会期中に発表・発売いたしました。